『日本共産党の戦後秘史』を読む

元国家議員秘書の兵本達吉氏(1938-)が連載をまとめ2005年に出版した本である。すでに文庫にもなっているので、関心のある向きはぜひ手にとっていただきたい。本書で取り上げられているのは、日本共産党のもつ「暴力体質」の本質的な部分である。終戦記念日の前日となる本日付『しんぶん赤旗』は、特集紙面の中で例のごとく、「共産党、一貫して戦争反対」などと宣伝している。上記書籍を手にとれば、それが真っ赤なウソであることがよく理解できる。

当時の日本共産党は純粋に人道的理念から戦争に反対したのではなく、「ソ連」を守る戦いとして、日本政府に対峙しただけであり、実際はコミンテルンの指導に基づいて「内乱」を起こすことをめざしていた。内乱は立派な戦争である。

実際は暴力的手段を用いる予定であった政党が、たまたま実際に着手しなかった一部分のみを取り上げて、いまでは「一貫して戦争反対」というプロパガンダを繰り返している。

ましてこの政党は1950年から、党員に火炎瓶の製造を奨励し、実際に暴力行為を行わせている。党員に火炎瓶の製造を奨励したような歴史をもつ政党が、はたして「平和の党」と言えるのだろうか。

昨今の安倍首相の国会答弁となんら変わらないくらい、この政党はウソとごまかしで成り立っている。

むしろ歴史的には、日本共産党のごまかしの歴史のほうがずっと長いだろう。

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