執行部批判の者たち

池田名誉会長があえて表舞台を離れ、後継体制を支える側に回った後、教団ではさまざまな理由をつけては執行部批判を繰り返す者が出てきた。分派活動で教団内部をかく乱したり、不祥事を起こしながら何の反省もなく自己正当化を繰り返し、教団を除名になった者などがそこに含まれる。

彼らは「原田会長」ら執行部を標的にし、現執行部をこき下ろし、自分たちを「正義の士」とするかのような言動を繰り返している。だがそうした行為が、池田名誉会長の会長時代から山崎正友などを中心になされた行為と実はうり二つの行為であり、教団の歴史上において初めての現象でないことはわかっておいたほうがよい。

彼らは池田名誉会長には信頼を寄せるような姿勢を見せながらも、現執行部に対してだけ、批判を繰り返す。「原田会長」を中心とする体制が、池田名誉会長の肝入りでつくられたものであることは、事の経緯から明らかであるにもかかわらず、そうした後継体制を支えるどころか、反執行部活動を繰り返し、それを広く宣伝するかのような行為が、はたして池田名誉会長の心にかなった行動といえるのだろうか。

「我尊し」の精神に蝕まれた者たちには、そうした単純な理屈すら理解できない。

もし仮に彼らが言うように、教団を変革したいのであれば、内部から変革をめざすのが最短の方法だろう。教団は外側からは変革できない。ただ外から吠えているだけでは、本質的に教団が変わることはない。

方法論ひとつとっても、彼らは大いに間違っている。

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