元足軽会所属メンバーの証言

 教団の川崎学生部に巣食った「足軽会」という名の独自グループ。このグループが2002年11月ごろに結成され、それから間もない翌年6月、グループのメーリングリストで「(足軽会を)抜けることは許されない」「抜けることを認める同志は叩き潰す」と書いて送ったメンバーがいた。名前を福岡大祐という。2013年12月に会員資格を除名処分となった人物だ。
 足軽会の行動が地元組織で問題となったときに、処分対象となったメンバーは当初10人だった。その中には上記の福岡をはじめ、現在、教団執行部の退陣をあからさまに求めている元職員3人のほか、何人かのメンバーがいた。彼らは後輩たちの「暗黒時代は終わった」との発言に、自分たちが行ってきた過去の活動が全否定されたかのように憤慨し、紛争となった。喧嘩両成敗で分裂の動きを収めようとした地元組織の仲介に対し、彼らは誓約書の署名を拒み続けた。ただし10人のうちの2人は、先輩などの説得により、正気を取り戻し、署名している。そのうちの一人は、元職員らの主張する「足軽会の中心は福岡ではない」との主張が真っ赤なウソであることを裁判上明確に証言し、「グループの大きな方向性を決めるのはほとんどが福岡です」と述べている。貴重な内部告発といえよう。
 聖教新聞の減部の申し出に対し、信仰上の指導を試みた地元支部長に、足軽会を中心とする集団によってさまざまなストーカーまがいの行動がなされたことは客観的な事実だ。このとき女性が減部を求めたのは、上記の福岡宅に転居するからというのが大きな理由だった。いまもこの女性は、結婚した男性とともに、福岡宅に間借り・同居する形となっている。一連のさまざまなストーカーまがいの行動について、実質的な「中心者」との指摘がなされているこの人物が何らかの形で関わっていたことは、客観的に明白に思える。

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