正当性のない行動に陰で加担する者たち

町会の役員をやっているといろいろなことを経験する。電気代や物価の上昇を理由に町会費を少々値上げすることを提案すると、執拗に反対する特定の政治グループが出てくる。いわずとしれた値上げと聞けば何にでも反対するとある革新政党だ。そうした政党がバックアップして、いまでは町会費をまったく支払わないという行動に出るグループも出てきた。嫌がらせ行為もはなはだしい。しかしこの政党、自分たちが加担している行動に正当性がないことを腹の底ではわかっているのか、表立って行動することは控えている(それでもすでに多くの尻尾を出しており、こちらからするとミエミエである)。結局のところ、それらの行動の本質は、地域をよくしようという前向きの姿勢から発するものではなく、自分たちの主張を用いて何らかの意図的な政治行動に結びつける以外のものには見えない。すでにまともな認識能力のある住民らは、みな、呆れ果てているのが現状だ。

地域は人間社会の縮図である。まともな判断能力のある人間もいれば、ない人もいる。意図的な「煽動」に簡単に乗せられる愚か者もいれば、賢く見抜く人もいる。大事なことはそれらの行動のバックボーンや本質であって、特定の政治活動のために利用するなどもってのほかだ。

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