座間市のアパートの一室で起こされた猟奇的な連続殺人事件。日本でもこうした犯罪が出てきたのかと思わざるをえない。まだ詳細はわからないところも多いが、自殺願望の人間を引き寄せて無情にも殺害し、クーラーボックスに頭部だけ無造作に入れておいたというのだから驚くばかりだ。良心の呵責など存在しないことは明らかで、見事なまでのサイコパスというほかない。過去には売春あっせんで犯罪に問われた事実もあり、モラルといったものはなきに等しいように見える。これからさまざまな事実が出てくるだろうが、「刑務所に入るサイコパス」の典型的な特徴を浮き彫りにしていくものと思われる。いうまでもなく、刑務所に入ることを巧妙に避けながら生きるサイコパスも世の中にはたくさんいる。