日蓮正宗批判サイトを学会幹部批判サイトに変えてしまった波田地一味

 インターネット上の匿名掲示板「宿坊」板が大きな変化を見せるのは一昨年の7月ごろだったとされる。それまでの同板は、幾つかある日蓮正宗批判のための板の一つだったというが、「信濃町の人びと」と称する実際は“信濃町を追放された人”が登場し、それまでの日蓮正宗批判の板から、創価学会幹部批判のためのサイトに≪変身≫したというのがこれまでの経緯だ。波田地一味がこの板に関与することで、板の性格まで変えてしまったというわけである。
 波田地本人が組織内組織の構築および会内を攪乱する分派活動(破和合僧)で除名処分を受けたのは2013年12月。同人が不服申し立てを行って棄却決定されたのが翌年4月。ここで除名処分は正式に発効した。これに対し、同人がさらに不服として法廷闘争に手段を移したのが同年9月。つまり宿坊板の異変は、波田地の除名処分が確定し、同人が法廷闘争(創価学会提訴)に移行するまでの間に起きたことになる。
 かの悪徳ペテン師・山崎正友がマスコミなどを利用して大々的に暴れ出したのもやはり除名を前後とした時期であり、その意味では、波田地らの行動もそれと似通っている。
 また同人らの「私は池田先生を批判していない」「学会を批判しているわけではない」「学会内の悪い一部の幹部を批判しているだけだ」などとする主張も、過去の反逆者と共通する論理にすぎない。
 かつて脱会した者たちも、戸田会長に反逆しているわけではない、後継のいまの体制を批判しているだけだと主張するような者がいた。だがそうした行動をとることで、「戸田の命よりも大事な創価学会の組織」といわれた教団の組織を、攪乱している実態に気づかない、あるいは敢えて見ないフリをしている点も共通している。
 彼らは自分のやっている行動が、客観的に教団にどのような影響を与えているかという視点を決定的に欠いている。要するに、不確定な根拠なるものをもとに教団内部を混乱させているだけにすぎないのに、あくまで自らの正当性を主張しようとする。こうした行動は、先の山崎正友のそれともよく似通ったものだが、当方はこれらは一種の病気に近い行動と感じている。

 【ご連絡】 当方のパソコンに、この一カ月ほどの間に悪意のある不正プログラムが埋め込まれていたことがこのほど判明しました。不正な手段によって得られた情報が使われたと判明した時点で、当方としては必要な措置を直ちに取ることを言明しておきます。(Y)

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