民進左派に加え外国籍住民を排除する希望の党

昨日の小池代表の記者会見をテレビでちらっと見たときに、記者から衆院選の公約に「外国人参政権付与に反対」の項目が盛り込まれていないとの質問が出ていた。これに対し小池氏は、またもや与那国島(沖縄県)を事例に引き出し、特定の意図をもった外国人が押し寄せる危険性があるといった話をしていた。おもわず同代表の無知無教養ぶりには驚かされた。

外国人は何をするかわからない危険分子という発想があるから、こうした推論が成り立つわけだ。だが人間の善悪は国籍などで決められるわけではない。これはリアルな感覚だ。日本人でも特定の過激派思想をもったグループが大挙して島に押し寄せれば同じことである。こうした「常識」が通用せず、簡単に、日本会議程度のプロパガンダに影響されてしまう「底の浅さ」が小池知事の特徴のようである。

小池代表は同じ記者会見の席で、「国民ファースト」という言葉を使った。ここでいう「国民」は「日本国民」を指すことは明白なので、そこに「外国籍住民」は視野に入っていない。こんな偏狭な感覚の人物に、これからの日本の未来社会を託せるわけがない。

所詮は、小池氏の政治活動が、印象だけで勝負していることを示しており、非常に底の浅いものであることを感じさせる。その「底の浅さ」は、かつての民主党政権の言動に通底する姿にさえ映る。

 

 

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