石を投げれば「除名者」に当たる掲示板

 インターネット上の匿名掲示板「宿坊」は、さまざまな理由で創価学会の会員資格を剥奪された「除名者」がたむろする特異な掲示板である。小生の認識だけでも、以下の者が「除名者」と思われる。

  「信濃町の人びと」「大石小石」「ヨッシー」「皆本」「雄教」「真実」「解説者」「谷川ひろし」「八尋みのる」「カンピース」

 ほかにもたくさんいるはずだが、きりがないので、私のレベルでは掌握が難しい。言うなれば、除名者の、除名者による、除名者のための掲示板だ。
 今年4月の法廷内における波田地証言によれば、波田地一味のメーリングリストなどは今も存在するが、そちらはあまり活発ではなくなっており、現在の情報のやりとりは公開の掲示板である「宿坊」に移行しているということであった。
 その事実から考えてみると、彼らにとって仲間内では「宿坊」板でだれが何を書いているのかはわかっているということだ。一方で緊急事態があれば、あまり活発ではなくなった元の情報共有手段を使って、やりとりをしたり、方向性を指し示すこともできるということになる。「そろそろ柳原は放置しておけないので、この際、皆で一斉に叩こうじゃないか」といった指令もたやすく共有できるわけである。
 結局のところ、「宿坊」は、教団除名者がうじゃうじゃとたむろする掲示板にすぎない。いずれもいわくつきの除名者ばかりと思われ、そんな素性を知ってか知らずか、与同する者たちも存在する。
 彼らが除名された理由はさまざまと思われるが、波田地の除名理由はわかっている。一つは組織内組織の構築であり、具体的には特定のグループによるメーリングリスト等の継続とオフ会の開催など。二番目は分派活動で、「悪の三位一体」や「四人組」などと称して、確たる理由も示さないまま執行部打倒を呼びかけている現状は、教団の会則違反行為である分派活動に明確に該当することは言うまでもない。「四人組」の中には、現在の原田会長も含まれているようだが、同会長を事実上誕生させたのは池田名誉会長であったことは疑いようがない。その意味でも、彼らは、池田名誉会長の行動を直接的に批判・否定している存在に等しい。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。