冒頭解散10月選挙の可能性を報じる各紙

衆院の解散総選挙が突然ニュースの前面に出てきた。本日付の朝刊でこのニュースを1面トップで扱った在京一般紙(東京本社版)は以下の3紙だ。

産経 「首相 衆院解散を決断」

朝日 「首相、年内解散を検討」

東京 「年内開催へ準備本格化」

以上から、産経だけが断定的に報じていることがわかる。“安倍首相の私的機関紙”とも揶揄される産経新聞は1面で「10月29日投開票有力」と、早くも選挙日程すら唯一、見出しに立てているほどだ。

加えて、日経はトップ記事ではないが、1面に「早期解散強まる」の大きな見出しを立てたほか、読売は2面のあまり目立たない通常記事の扱いで、「早期解散論 与党に浮上」の記事を掲載した。一方で毎日新聞だけが、意図的なのか、一切取り上げなかった。

いずれも官邸あるいは与党関係者のリークによる報道と思われるが、こうなるともう、解散風は吹く一方になりそうだ。

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