★堕ちた生き方  「反逆者」に見る共通パターン 1

 教団を除名になったり解雇される人間には、必然的というべきだろうが、共通のパターンが見られる。古くは山崎正友を典型例とするが、自身の信仰活動がいい加減になり、それが生活上にあらわれる。山崎の場合は、世俗的な金儲けのために自ら冷凍食品会社を経営し、何十億円もの負債を抱えて倒産させたことが、同人の≪反逆の後半生≫を決定づけることになった。その図式を大まかに括ると、次のようになる。

  不祥事 → 自己正当化 → 逆恨み → 処分(解雇・除名) → さらなる批判活動(自己正当化を含む行動)

 共通するのは、これら一連の「反逆」のプロセスの中で、必然的に「自己正当化」という行動を介在させることにな点だ。「反逆」の方程式における、欠かすことのできない特徴といってよい。だがもともとの発端は、自分自身の中にあるものが外に出ただけにすぎない。具体的には自身が起こした不祥事などが原因となることが多いようだ。山崎の場合の「不祥事」は、放漫経営のツケというべきものだったが、どこまで行っても自身の気の緩みなどが原因であり、信仰上の言葉でいえば、魔に食い破られた姿にほかならない。
 この≪転落≫のパターン(軌跡)は、昨今の退転者、脱会者、除名者にもそのままあてはまる。

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