2019年6月の月別アーカイブ
徒然なるままに

暴力を爪の下に隠す政党

日本共産党が先の大戦時を振り返り、「唯一、戦争に反対し続けた政党」というキャッチフレーズを使うのは、同党のイメージ戦略においては重要な位置を占めている。確かに断面的な事実としてはそうかもしれないが、それにより同党が「平和の党」であるかのよ ...

交番襲撃の「元祖」は日本共産党

大阪・吹田市の交番で巡査がめった刺しにされ拳銃を奪われる事件が大きなニュースになった。すでに容疑者は確保されたそうだが、この事件を耳にして類似事件のことを思い起こした。1951(昭和26)年12月。練馬区の印藤巡査は、にせの通報によってお ...

成功体験の存在しないイズム

1917年のロシア革命で、地球上に最初の社会主義国が誕生からすでに100年を超える。地球の3分の1の人口が、社会主義国に住む時代も一時は生まれたが、現在も同様の政治体制を維持するのは、中国、北朝鮮、ベトナム、キューバなどごくわずかの国だけ ...

政権入り意欲を公然と示した「革命政党」

日本共産党の志位委員長は13日、日本記者クラブで会見し、参院選に向けた抱負を語った。それによると志位氏は安倍政権打倒後の政権参加の有無を問われ、「政権に参加する用意はある」と明言した。共産党の責任者が公の場で政権参加の意欲を示したのは極め ...

主張の8割が著者に当てはまる愚かな本

今日付のしんぶん赤旗が気になるニュースを載せていたが、本日は産経新聞で大々的に書籍広告が打たれているこの問題を取り上げる。すでに何度か取り扱った門田隆将著『新聞という病』の“病気”のことだ。この書を手にとればわかるが、この本のキーワードは ...

中国共産党と日本共産党の本質的な違い

 中国共産党はいったんは政権を取るという意味での革命を成し遂げた共産党であり、日本共産党はいまだ革命を成し遂げていない中途半端な共産党である。いずれも歴史的にはコミンテルンの指導の下に作られた。日本共産党は戦後長らく、ソ連共産党を天まで持 ...