2016年8月の月別アーカイブ
徒然なるままに

共産党考

 私が日本共産党に関する取材を最初に行ったのは98年だったと記憶する。あるムック本の取材で、元赤旗記者と面談取材した。ほかにも何件か依頼を行ったが、取材に応じてくれたのはその人だけだった。その中で幾つか覚えている言葉がある。一つは「共産党員 ...

波田地克利が創価学会を訴えた裁判  一審判決は10月へ

 組織内組織の構築をはじめとする分派活動や情報漏洩など教団内で会則違反行為を重ねたことで2013年12月29日、創価学会を除名処分となっていた元本部職員の波田地克利(58)が、宗教法人創価学会に対し会員資格の地位確認(=除名の無効)を求めて ...

間違いだらけの妙観講機関紙『慧妙』

 昨日、出張から戻ってみると、妙観講機関紙『慧妙』(8月16日号)が届いていた。すでに先週には届いていたようなので、少し早く送ったということか。1面の脇に「自称ジャーナリストの学会幹部(柳原滋雄)に東京高裁が厳しい司法の鉄槌!」なる記事が掲 ...

妙観講幹部盗聴事件における波田地克利の功罪

 妙観講の本部職員で教学部長を務めたこともある最高幹部(当時)が調査会社帝国リサーチに発注し、複数の違法盗聴事件を引き起こしていた問題で、事件が明るみになったのは1995年の暮れから翌96年にかけてのことだった。盗聴事件そのものは、発覚して ...

3人の元創価学会本部職員が起こした裁判

 元創価学会職員3人のブログなるものがメディアで何度か取り上げられている。私はブログで最初に彼らの文章を読んだときに、さまざま池田名誉会長の思想を語り、それを実践しようという行動は書かれているものの、肝心の教団を解雇・除名された「理由」につ ...

ころころ変わった大草一男の主張

> この裁判でころころ代わったのは裁判官だけではない。大草一男自身の主張も同様だった。この裁判は先行訴訟から多くの訴訟の蓄積があるため、大草の法廷内供述に関しても、その時々の証言内容を読み比べることができる。だが大草自身の証言の重要な部分が ...